表層フェイズは骨格フェイズで制作したワイヤーフレームを元に表層デザインを制作します。しかし、デザイナーもできれば戦略フェイズからの流れを把握した上でデザインするのがベストです。五階層概念モデルに従って制作すればフェイズごとのドキュメントが残りますので共有は容易です。
表層デザインだけを行うデザイナーか、構造から関わるデザイナーで、表層フェイズの進め方は異なります。表層デザインだけを行うデザイナーの場合はワイヤーフレムで細かく指示する必要があります。

構造、骨格から関わるデザイナーの場合、表層デザインの段階でも、前工程の見直しをはかり、さらにECサイトのUXを改善できる機会が得られます。プロジェクトの状況によってどのようなデザイナーが参加するか変わりますので状況に応じて対応します。
ワイヤーフレームに必要なのは、必要な要素、その優先順位です。そこにシナリオをどうみせるか、構造が関わってきますので、複数の要素を考慮しつつ、作成する必要があります。

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